院長ブログ

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子どもと大人の睡眠障害の違い

ヒトは一生の1/3を睡眠で費やしています。まったく寝ないと1週間くらいで死亡すると言われています。
快眠が心身の健康維持するコツでが、5人に1人の方が不眠で悩んでらっしゃいます。
不眠者数は、年齢とともに増加します。

しかし子どもでも不眠症が起こることがあります。
大人の不眠は、入眠困難や中途覚醒による慢性不眠が一番多くみられます。
何時間眠らないといけないとか、何時までに寝ないといけないというこだわりを捨てることです。

子ども不眠障害の場合、原因は3歳以下では、寝るときに身体をゆする、テレビをみせる、哺乳瓶を持たせる、明るい部屋で寝かせるなど入眠過程を妨害することにより起こります。夜間に夜鳴きを伴うことが多いのが特徴です。

3~8歳ではしつけ不足が原因として多くなります。
夜中にいつまでも起こしておき、朝も遅くまで寝かしていることにより不眠となります。
親がしつけを強化して、行動をうまく扱えば入眠、睡眠持続もスムーズになります。
子どもの時の習慣づけが大人になっても影響しますので、とても大切なことです。

また子どもでも睡眠時無呼吸症候群(SAS)が起こることがあります。
寝ていて20秒以上呼吸が止まることが見られることがあります。
大人の睡眠時無呼吸症候群の原因は、90%が肥満ですが、
乳幼児期の場合は、早期産や低出生体重児などで脳幹呼吸中枢の未発達が原因です。

2歳以上の小児の場合は、いびきや睡眠時の苦しそうな呼吸などの症状の他に日中の眠気、多動、学習障害や発育障害などの症状がみられることがあります。
原因は、扁桃腺肥大やアデノイド肥大による気道の閉塞による場合が多いのが特徴です。
日中の症状より注意欠陥性多動性障害(ADHD)と間違って診断されることもあります。
このような子どもでは、扁桃腺やアデノイドを摘出するだけで、学習能力が上がったり、発育が促進されたりすることもあるようですので診断をつけることは大切なことです。

子どもでも大人でもとにかく睡眠は重要です。
最近、私が熟眠するのに効果があると実感しているのがタッピングです。
軽く頭や身体を指先で触れてもらうことで睡眠が深くなることを実感しています。
お子さんが不眠で困っているような場合は、軽く頭部や背中をタッピングをしてあげてみてください。