院長ブログ

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慢性の痛みから寛解できる病に・・・慢性関節リウマチ

診察室で話をしていて患者さんが病気のことを良く知っていてビックリすることがあります。
そんな最新の知識どうして知っているのと尋ねると、「テレビで見ました」という答えが返ってきます。
最近のテレビ番組の内容は、医師でも専門外であるとそうだったのかと勉強になることが多いです。

先日、慢性関節リウマチの放送があった後は、リウマチの検査をして欲しいという女性が2人ほどきました。
放送内容は、この数年で治療が大きく変わった疾患として慢性関節リウマチを取り上げていました。

確かに医師から見ても慢性的な痛みに苦しめられ関節の変形で不自由しながら生活するという従来のイメージから、治療により痛みなく暮らすことができる疾患へとイメージが変わりました。
発症6か月以内に診断をつけて、抗リウマチ薬や生物製剤と呼ばれる薬を使用することで関節内炎症を抑えることで病気の進行をストップさせることが可能になってきました。

診断の目安は、朝の手指のこわばり、3つ以上の関節の腫れ、手や足の関節の腫れが左右対称にみられることです。
こんな症状があれば、すぐに受診しましょう。
クリニックでは、採血検査でRA因子とCCP抗体を調べることで診断ができます。

リウマチと診断されたら、薬物療法のほかに運動療法を積極的にとりいれます。
手指が変形してどうにもならない場合は手術という選択肢もあります。

精神的な面も影響するので、病気になっても前向きな気持ちで過ごし、食生活もきちんとすることも大事ですよ。
診断が早くつくほど寛解しやすいので、リウマチかもと思ったら診察にいくことですね。