トランス型脂肪酸と飽和脂肪酸

トランス型脂肪酸と飽和脂肪酸

どちらも心筋梗塞や脳梗塞の原因になるものとして有名ですね。

脂質がシス型トランス脂肪酸だけで出来た食事を、一定量の飽和脂肪酸またはトランス型脂肪酸に変えて摂取した場合のコレステロール値の変化を見た研究があります。

結果としては、どちらもコレステロール値は上昇し、特にトランス型脂肪酸の方が上がり方が大きかったようです。

この結果からトランス型脂肪酸を控えようという考え方が生まれました。

しかしこれは、トランス型脂肪酸と飽和脂肪酸を同じ量摂取した場合です。

平均的な食べ方をしている人にとっては飽和脂肪酸の摂取量の方が多く、この条件を考慮した場合、「より」注意すべきは飽和脂肪酸ということになります。

飽和脂肪酸の摂取源は肉類と乳製品でほぼ5割です。

現実的な摂取量を考慮するという事が大事ですね

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eiyou_gairai