血液中コレステロールと食品中コレステロール 前編

どちらもコレステロールと名前がついていますが同じものでしょうか?

血液中コレステロールはリポたんぱくコレステロールという形で存在しています。つまり、脂質+たんぱく質+コレステロールです。

これは肝臓で合成されて全身の細胞に配られるのですが、その一部分が食品から摂取したコレステロールに由来しています。

つまり、血液中コレステロールの一部がコレステロールであり、そのコレステロールのさらに一部が食品由来のコレステロールになります。

なので、血液中コレステロール≠食品中コレステロールとなります。(全く別のものではないです)

日常的に血液中コレステロールを「コレステロール」とだけで表現してしまうので混同しがちですが、血液中コレステロールを下げるために食品中コレステロールだけを少なくしても効果が薄いです。

次回にその根拠をもう少し詳しくお話ししますね

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eiyou_gairai