副腎疲労は低血糖を引き起こします。
健常人では空腹時の血糖値は常に100mg/dl前後に保たれているのですが、これはコルチゾールが肝臓に働きかけて常に「糖新生」を行っているからです。
低血糖になった場合1番影響を受けるのは脳です。
低血糖状態では集中力が低下し、眠気が襲ってきます。前頭葉のエネルギー低下により理性の働きが鈍り、血糖値を上げるために分泌されたアドレナリンが興奮や神経過敏などの感情的な興奮を引き起こします。
食事から得られた血液中のグルコース(血糖)は2〜3時間しか持ちません。
コルチゾールの日内変動を考慮すると、副腎疲労の人は夕方や夜中に低血糖状態になりやすくなります。
・朝起きられない
・夜眠れない
・立ちくらみがある
・甘いものが欲しくなる
・動悸や冷や汗が出る時がある
・性欲が格段に落ちた
・月経不順である
・アレルギーがある
・集中力が低下している
・神経過敏がある
・肩こり、筋肉痛がある
上記の中で2つ以上当てはまる場合は副腎疲労や低血糖を起こしている可能性が高いです。